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FXのスワップポイントについて

FXに於けるスワップポイントとは低金利通貨を売って高金利通貨を購入したときに、オーバーナイトといって翌日に取引が持ち込まれたときに発生する金利差による利息分ということになります。
通常はニューヨークの取引時間が終了する日本時間で翌日の朝6時で1日が終了しオーバーナイトとしてカウントされることになります。
これまでは、豪ドル円の組み合わせで豪ドルなどを購入すると、確実についてくるものでした。
このスワップポイントは基本的に利率差から生じる金利ではあるのですが、FX取引はFX業者と投資家の間の相対取引となるため、こうしたスワップポイントも業者によってかなりこうしたポイントの設定が異なっており、高いポイント設定をしている業者とそうでないところではかなりもらえる金額が異なるという経験を随分することになりました。
したがってこうした金利差で稼いでいこうとするのであれば、各業者ごとにどれだけのポイントを設定しているのかをよくチェックして、適切な業者を選ぶことが重要になります。
たとえば豪ドル円の1万通貨の場合ですとスワップポイントは高いところなら一晩で80円になりますが、安いところでは60円にしかならない勘定になります。
これが10万通貨であれば一晩で200円の違いになりますから、金利差狙いで通貨ポジションを維持していた場合、一ヶ月で6000円異なることになってしまうというわけです。
したがってこのポイントで稼いでいくことを真剣に考えるのであれば業者の選定を厳密に行うことが重要になってきます。
ところで、ここへ来て、各国の通貨利率が大きく変わろうとしているため、これまでの慣例で金利差の収益を得ようとしてもかなり状況が変わってきているのが最近の状況です。
ひとつは豪ドルについてはかなり頻繁に政策金利の低下を行ってきているため豪ドル円ではむかしほど金利差がつかなくなりつつあるのです。
また日本銀行による国債の買い入れにより国内でも長期金利が非常に上昇傾向にありますし、米国も量的緩和の終了を中央銀行にあたるFRBの議長が近い将来に終了する旨を正式に宣言したことから国債価格が下落し利率が高騰していることから、これまでの通貨ペアでの金利差の利益自体がうまく獲得できなくなりつつあるのです。
またさらに豪ドルやニュージーランドドルといったクロス円の通貨は大幅な下落が続いており、通貨として価格が下がることから、買いで向かっても金利差の比ではないほど通貨として損害がでることになりかねず、特に日本人にとって都合のいい形の通貨ペアのスワップポイントで稼いでいくということ自体が直近の状況では相当難しくなっている状況にあります。
実際豪ドル円を一部買い持ちしていますが、価格の下落のほうが大きく、買いを維持すること自体が難しい状況がここ数ヶ月続いています。
とくに米国のQE終了示唆から資源国通貨やエマージングカントリーの通貨は非常に不安定な動きをしていますので、金利差で利益を得るという発想は直近の市場状況に関するかぎりは、相当気をつけて行う必要がある状況にありますし、あまりうまみがない状況が続いているということができます。

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